自分探しの旅は終えましたが、「本当のあなたをさがす旅」なんて言われるとついつい気になってしまい、性懲りもなくこんな本を読んでおります。
読み進めていくと、こんな一節が登場しました。引用します。
> 人間がつく嘘のうち、無意識に口から出てくる悪気のない嘘が99%で、意識的につく嘘は1%ほどではないかと思います。
僕が最近考えていることと同じで、びっくりしたと同時に勇気づけられました。
以前こんなブログを書きました。2014年7月5日のことです。
> 嘘には2種類ある。目に見える嘘と、見えない嘘。
> 「目に見える嘘」はわかりやすい。寝坊して遅刻したのに、道が混んでましたと言えばそれは目に見える嘘。誰もが一度はついたことがあるはずだし、もちろん僕もついたことがある。
> 「見えない嘘」とはなにか?
> 目に見える嘘を「意識的につく嘘」と言い換えるとわかりやすいかもしれない。‥‥その反対だから「意識せずにつく嘘」のことである。
> さすがに、いい歳になり意識的に嘘を付くことはそうそうないが(ゼロではないのだろうなあ)、見えない嘘=意識せずにつく嘘は、それこそ毎日ついているというのが、この頃の僕の見解である。
> つまり、ほんとうにありたい自分を押さえ込んで暮らしている。ほんとうだと信じていることが怖くて言えない。それの繰り返し。
> さらに、この世の中の大半の人が僕と同じように、見えない嘘をつきながら日々を過ごしているのではないか?という気がしてならないのである。
そして、ポエジーの経営理念の説明では、こんなメッセージからはじまります。
> この世の中にはウソがあふれている。
> 誤解を恐れずに言えば、僕はそんな風に世の中を見ています。
正直、こんなことを書いてしまっていいのだろうか?とドキドキしながら書きました。今でも、若干その感覚は残っています。
言ってみれば、これを読んでいる人のことを嘘つき呼ばわりしているようなものですから。
それでも、書きました。
なんでかっていうと、自分でもうまく説明できませんが、これが自分の信じた道だからでしょうか。
自分で自分にウソをつきたくないという意思表示であり、僕が感じている世の中に対する問題意識。
そんな迷いを抱えつつ、不安と希望がごちゃまぜになりながら独立1年生を歩んでいる僕に、スーザンは勇気をくれたのでした。


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