自己表現する人を増やす。
ぼくの人生になかったもの、それは「自分」でした。
子どもの頃、引っ込み思案で、いつも兄のうしろを着いていって‥‥。
そんなぼくは、中学生でロックに出会います。
その音楽は、ぼくを高揚させ、夢中にさせました。
ロックのメッセージから、たくさんのことを学びました。
あるとき、気がつきます。
嘘と建前があふれたこの世界で、ロックの詩には嘘がない。
本物のロックに嘘があるのを、ぼくは見たことがありません。
それは、「彼らが本当にやりたいことをやっているから」なのだな。
そう理解するようになりました。
30代、会社員のときに、ぼくは人生に行き詰まりを感じていました。
それは、自分の心に嘘をついて、本音を言わなかったから。
自分に向き合い、勇気を出して本当の気持ちを話したら、道が開けました。
心の底にある声を表現したら、人生が変わりました。
だから、自己表現することで、人生を変えていくことができる。
それを伝えたい。
自己表現をして、やりたいことをやって生きる人を増やしたい。
それが、世界をよくしていくことにつながるから。
自己を表現することが、自分の存在表明。
さあ、人生をロックンロールしよう。
みんなが自己表現をし、個性があふれる世界。
どこに行っても、似たような街並み。
大型モール、コンビニ、そしてチェーン店。
自己主張をしないのっぺらぼうな顔。
同じような服装、似た髪型。
流行りの歌、誰かのマネ、大量生産。
せっかく、みんな違う個性をもっているはずなのに、なぜ似た顔になっていくのだろう。
ぼくは、個性的なものが好きです。
ユニークであることが大切な価値観。
その人にしかできないこと、そこにしかないもの、個性的なものに心惹かれます。
ひとつのものさしで測るのではなくて、ユニークであること。
世界に、もっと個性があふれたらいいのに。
アイデンティティをデザインする。
個人や企業の本質的な「らしさ」引き出し、外の世界に表現する。それをデザインの手法で行うのが「アイデンティティデザイン」です。
アイデンティティデザインは、大きく2つのステップに分けられます。
1. 自分自身を掘ってアイデンティティを見つける
2. 見つけたアイデンティティを表現する
上記の2ステップをもって、本当の自分を表現する。心の嘘、心の我慢を減らしていく。自分が思う自分と、外から見える自分のミスマッチを減らしていく。人とは違う、自分だけの個性を表現する人や企業を増やす。
これをミッションとします。
1.本音を話すこと
理想を現実にするための第一歩は、自分に正直になること。
本音を隠している限り、何も変えることはできません。
本音だけが、物事を次のステップに進ませる力を持つのだから。
2.変化を恐れないこと
現状を変えることは、怖さをともないます。
でも、そこに行きたいからこそ、怖さを感じるんです。
時には、今までに築き上げたものを壊すことも。
3.本質的であること
星の王子様は「大切なものは目に見えない」と言いました。
表面的には見えない、裏側や奥、人の感情や心。
本質的なことに目を向けます。
4.美しく整っていること
あるべき姿であるならば、それぞれが、
あるべきところに収まり、ムダがないはずです。
たとえば、らせん状になっているひまわりの種のように。
5.個性的であること
自分らしいということは、他に同じものがないということ。
「みんな違ってみんないい」というように、
他人と自分を比べず、個性を大切にします。
6.矛盾を受け入れること
この世界は矛盾だらけ。人も自分も矛盾だらけ。
でも、その矛盾の中で生きていかなきゃならない。
矛盾を受け入れ、物事の両面を見ます。
POESY*ポエジー
poesy【名詞】
1. (1編の)詩;[集合的に] 詩, 韻文(poetry);詩作(法).
2. 詩的霊感;詩才.
3. 座右銘として詩句, 愛誦句.
Weblio辞書より引用
ぼくが思う「詩」について
詩というのは言葉で表されます。
その表面は薄く透きとおってしまうほどで、あたたかい生身を表現します。
もろくて、だから、それに触れさせない人もいます。
そんな内面を映しだすものだからこそ、詩を表現するのはすばらしいこと。
詩は軽快なリズムを持ちます。
弾性で、ウキウキさせる。
どこにでもある言葉、当たり前の言葉すぎて、届かないこともあるけれど。
その人の、心のある場所・経験・感情がそろわないと届かない。
詩を、ありのままで表現しているのは、とても美しいこと。
「詩」の持つ力について
糸井重里さんの、この言葉を引用します。
”さまざまな新しいことは、
詩人が種をまいて、はじまるように思っている。
ことばという表現でとらえたら、詩人ということになるけれど、
芸術家という言い方でもいいかもしれない。
鳥のように空を飛びたい。
こう、詩人が言った。
ほんとうは、たいていの人たちが
思ったことのあることだったけれど、
詩人がことばにしたのだった。”
シンボルマーク
モチーフは「火の鳥」。
既存の価値観を壊し新しい概念を生み出す、破壊と再生。つまり、炎の力。
コンセプト=抽象的な概念を操る、上空から遠くを見通す役割。つまり、鳥。
あと、単純に手塚治虫のマンガ「火の鳥」が大好きっていうのも
このモチーフにした理由の1つです。