アイデンティティをデザインする
生命力を感じる、
イキイキとしたデザインを
世の中に増やす。
デザインされたものは、生きているかのように、動くものであってほしい。生きているかのように、エネルギーを発し、何かを成すものであってほしい。デザイナーは、デザインをする対象に命を吹き込む人であってほしい・・。
そう願いながらデザインをしてます。そうやって、命を感じられるような、生きたデザインを世の中に増やしていきます。
ビジネスにおけるデザインの価値と可能性を追求します
「働く喜び」という言葉がありますが。人はみな、心の奥底では「いい仕事がしたい」そう思う生き物なんだと思っています。では、デザイナーにとっての「働く喜び」は・・「いいものをつくること」。それがが情熱の源であり、喜びだと思っています。
でも、ときに少しのボタンの掛け違いで、「いいもの」をつくることができない状況が発生します。デザイナーはその能力が発揮できずに、クライアントにとっては残念なデザインとなってしまう。それはすごくもったいないことだと思います。
デザインは、上手に活用すれば、ビジネスにとって大きな価値をもたらすものです。また、そうあって欲しいと、デザインの可能性を追求してきました。しかし、ぼく自身、制作に関わり13年、振り返ってみれば残念なデザインをしてきてしまった・・という反省が少なからずあります。
その経験から学んだこと、残念なデザインとなってしまう一つの原因は、「相手の気持ちを無視してしまう」ことだと気づきました。クライアントやエンドユーザーが、何をしてほしいのか、何を求めているのか、そんな当たり前のことが見えなくなってしまうことがありました。
「いいものをつくる」ために、クライアントの気持ち、エンドユーザーの気持ちに寄り添います。感情のわかるデザイナーが、感情も含めてデザインすること。それが、デザインの価値と可能性を広げていくことだと考えています。
デザインに 命を。
デザインが生きていれば、それはやがて人の心と心をつなぎ、ビジネスにおける成果も生まれます。命の通っていないデザインは、誰にも見向きもされない石ころのようなもの。命の通わないデザインをするために、大切な命の時間をつかってはなりません。
デザイナーは 愛をもって。
物事の裏と表、両面をみることのできるデザイナーは、その能力と引き換えに、感情を忘れてしまうことがあります。しかし、デザインに求められるのは、触れる人の心を動かすことができるか、依頼した人の気持ちに寄り添えるか。デザイナーに必要なのは愛なのです。
そして デザインよ 世界を救え。
はるか昔から、人々は世界のあらゆるものをデザインして、快適さを手に入れました。文明は、恩恵を与えると同時に破壊ももたらします。デザインでつくった文明ならば、同じようにデザインで救うことができるのではないでしょうか。デザインがこの世界を救う一助になることを願って。
POESY*ポエジー
poesy【名詞】
1. (1編の)詩;[集合的に] 詩, 韻文(poetry);詩作(法).
2. 詩的霊感;詩才.
3. 座右銘として詩句, 愛誦句.
Weblio辞書より引用
「詩」の持つ力について
糸井重里さんの、この言葉を引用します。
”さまざまな新しいことは、
詩人が種をまいて、はじまるように思っている。
ことばという表現でとらえたら、詩人ということになるけれど、
芸術家という言い方でもいいかもしれない。
鳥のように空を飛びたい。
こう、詩人が言った。
ほんとうは、たいていの人たちが
思ったことのあることだったけれど、
詩人がことばにしたのだった。”