「人付き合い五段活用」と「幸せになるために必要な人」の話。

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。


今日は、北岡崎駅近くの喫茶店(カフェではなく)でカウンセリングをさせてもらっていました。10時から15時までタップリ5時間、相手の方からは「迷走してたところに光が差し込んだ気がしました。」といただき、ちょいと充実感を感じつつ、遅いランチをとっていました。


ぼーっとしつつ、ふと「嫌われる勇気」の一節が浮かびました。冒頭の「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」です。人間の悩みは「すべてが」対人関係の悩みだと言い切ってしまうところがアドラーの斬新なところで、心に刻まれている言葉です。


人間にとっては、それほどまでに対人関係の占める割合は多く、「悩み」がそうであるならば、いわんや「幸せ」をや。幸せだって対人関係により決まるのではないかと思いついたわけです。


例えばですよ、自分と誰かの関係性を考えてみてください。ネガティブな関係⇔ポジティブな関係まで、こんなグラデーションがあるのではないでしょうか。


1. 怒りを覚える人

2. 避けてしまう人

3. 当たり障りのない人

4. ちゃんと話せる人

5. 心から笑い合える人


仮に「人付き合い五段活用」と名付けてみました。←謎


少し言葉を補足します。一番ネガティブな関係が「怒りを覚える人」。思い出すだけで怒りがこみ上げてしまう人。次に、怒りはないまでも、つい避けてしまう、話をしていてもすぐに終わらせて立ち去りたくなる人。次に、特に心が動かず、事務的にやり取りをするような関係。そして、ポジティブな関係だと、自分のことをしっかりわかってくれていて、ちゃんと話せる人。一番ポジティブな関係は、自然に自分を出しても受け止めてもらえ、気があって笑い合える存在。


すると、こんなことが言えるのではないでしょうか。


  • 幸せな人生を送るには4と5の人を増やすこと
  • 1と2の人は自分を知る手がかりになる
  • 3の人はあなたの人生に必要のない人


幸せな人生を送るには、4と5、特に5を増やすこと。友達でもパートナーでも職場の仲間でも構いません。自分のことがわかってもらえない、心から笑い合える相手がいないことの寂しさといったらないでしょう。


1と2については、付き合っていると負の感情を生んでしまうのですが、単純に付き合いをやめてしまうというのはもったいない。なぜなら、負の感情が生まれるには理由があって、それが自分を知る手がかりになるからです。誰かが嫌いなのは、自分が求めるものを持っているから、または、自分自身の嫌いなところをその相手が持っているからなのかもしれません。


ちょっと冷たいような言い方になりますが、あなたの人生に必要ないのは、3の当たり障りがなく心の動かない人なのかもしれません。プラスにもマイナスにも振れない人。いてもいなくても特に影響のない人。もちろん、仕事だったり日常生活を送る上ではそんな存在もあって回っていくものですが、できれば4と5の人に囲まれて暮らしていたいものです。